PPバンドはどうやって選べばいいの? スペックの違い編

ナカムラ

サギハラ

強度の心配をするなかれ?

PPバンドって種類が多すぎて、どうやって選べばいいか分かりづらいですよね。できれば安い方が良いけど、薄くて安いバンドは強度が弱そうで不安です。

そうですね。PPバンドは幅や厚みの違いがたくさんあって、どう選べば良いか最初は迷ってしまうかも。では、最初にスペックの違いについてお答えしましょう。
実は、ほとんどのケースでPPバンドを強度で選ぶのは間違っています。

えっ、そうなんですか? でも、薄いバンドは強度が弱いのでは?

たしかに、傾向として薄いバンドの方が強度は弱くなります。でもそれって、どのバンドを選ぶかということにはほとんど関係が無いのです。
論より証拠、我が社で行っている強度試験の様子を見てみましょう。ここでは、一番厚めのMA15.5と、標準的なMA15-145を比較します。

厚めのバンドが約1650N、標準的なバンドが約1600Nですね。厚いものと薄いもので思ったより数字の違いがないですね。
ところでN(ニュートン)ってなんですか?

N(ニュートン)というのは、力の単位です。この試験の場合は、数字が大きいほど強いバンドということになります。
1600Nはおおよそ170kg重です。ですから、強度が1600Nというのは、体重170キロの人がそのPPバンドにぶら下がったときに、バンドが切れますよというのと同じです。幕内力士の平均体重が160kgくらいだから、お相撲さんがぶら下がるくらいと覚えておけばイメージしやすいですね。
では質問。あなたはお相撲さんを持ち上げることが出来るでしょうか。
お相撲さんの絵

いやいや、無理です!

そう、だからPPバンドを手で引っ張って切れることはまずあり得ないことになりますね。厚いPPバンドも薄いPPバンドも、強度は十分すぎるくらいあるんです。

では、なんのために厚みの違いがあるんですか?

じつはPPバンドにスペックの違いがあるのは、基本的にはPPバンドを掛けるための機械、梱包機によってPPバンドを使い分けるためなんです。
原則として、古い機械やアーチの大きな機械は厚いバンドが、新しい機械やアーチの小さな機械には薄いバンドがオススメです。詳しい選び方は、営業担当者がサポートしますので、お問い合わせください。

PPバンドにたくさんスペックがあるのは、梱包機によって使い分けるためなんですね。よく分かりました。

・PPバンドを選ぶときには強度ではなく、梱包機の種類と大きさによって選びましょう。