生分解性モノフィラメント

自然に還る生分解性モノフィラメントを製造しています。

  • 生分解性モノフィラメント糸は、光・熱・空気・微生物の力で自然に還ります。
  • 分解にかかる期間(製品寿命)がコントロール可能です。
  • 従来のモノフィラメントと同様に使用頂けます。
  • 安全性が高く、安心してお使い頂けます。

プラスチックはたいへん安定した性質を持っているため、自然に放置しても長い期間分解されることなく残留します。いま問題になっている海洋プラスチックやマイクロプラスチックの問題は、このプラスチックの性質に起因しています。

生分解性機能を持つプラスチックは、光・熱・空気により時間経過と共に分子構造が破壊され、崩壊していきます。

崩壊したプラスチックは、土中の微生物によって消化・吸収できる状態になります。

微生物の力で、プラスチックは水と二酸化炭素に還ります。

丸三の生分解性モノフィラメントの特徴

1. 製品寿命(分解期間)のコントロールが可能

生分解性樹脂は、自然に還るという特徴を持つ反面、生産直後から分解が始まってしまうため、製品使用時に必要な性能が得られないことがあります。また、製品の目的に対して分解期間が長すぎる・短すぎるなどの問題がありました。

当社の生分解性モノフィラメントでは、製品寿命(分解期間)のコントロールが可能です。製品の使用目的に合わせて分解期間を調整して製造致します。

2. 物性に変化がない

製造直後においては、従来のモノフィラメントと同様の物性を持っていますので、これまでと変わらず使用して頂けます。

3. 安全性が高い

人体に影響を与える有害物質は含んでおりません。
RoHS(特定有害物質の使用制限についての欧州連合による指令)の基準をクリアしていますので、安心してお使い頂けます。